大親友のアヒルちゃん『私は絶対に祝福しない!』①

妻が記載しています↓
以前、お友達紹介でも登場しましたが、私には高校生からの大親友がいます。
その名もアヒルちゃん!彼女とはどうしてこんなに長くお付き合い出来るのかなぁ?と考えた時、きっとお互いの持っていない所を尊敬でき、そしてその違いをお互いが認め合える関係だからだと思います。性格も違いますが、価値観が似ている所も私が居心地の良さを感じる所なのだと思います。
過去を振り返った時に、アヒルちゃんとは喧嘩をした事が無いな~と思っていたのですが、一回だけ、アヒルちゃんに対して『強い言霊』を投げた出来事を思い出しました。
今日はその事をお話しようと思います。この事を書くにあたって、アヒルちゃんに許可を取ったのですが、快く『書くならもう全部包み隠さずに書いちゃって!』と、アヒルちゃんらしいお言葉を頂いたので、全部包み隠さず書いちゃいます!!(笑)
数年前・・・・
アヒルちゃん
『スピ妻ちゃん、実は私ね・・・彼氏が出来ました~♪♪』
私
『え~~~~っ!!!良かったじゃ~ん!!おめでとう!!!どんな彼氏なの~?』
アヒルちゃん
『え~っとねぇ~・・・・(*ノ∀`*)エヘヘ』
私
『もったいぶらずに教えなさい!!(笑)』
アヒルちゃん
『あはははは(笑)分かった、分かった、今からちゃんと話すから~♪』
そんな嬉しそうに話すアヒルちゃんの言葉に、久しぶりの嬉しいご報告だった事もあり、私もハイテンションになってウキウキしていたあの頃がまだ私の記憶に新しく残っています・・・。
ですが、この彼氏がきっかけで私が初めてアヒルちゃんに強い言霊を投げる事になるとは・・・この頃は想像すらつきませんでした・・・。
アヒルちゃんが彼とお付き合いを始めて暫くした頃でした。
アヒルちゃん
『あのね、彼と話してたら、将来は結婚をしようねって言われたんだ~♪』
私
『そうなんだ!それは良かったね~!私にも早く紹介してね!』
アヒルちゃん
『うん!でね、一緒に住む部屋を探さないかって言われたの~』
私
『良かったねぇ~!これから色々と楽しみだね!』
アヒルちゃん
『私の両親にもちゃんとご挨拶に行きたいって言ってくれてるし。本当に誠実な彼で安心だし良かった!私、ここまで良いなと思った男性久しぶりかも~♪』
私
『確かに、そうだよね。何か微妙な人が多かったもんね(笑)今年中には結婚とかしちゃうんじゃないの?!嬉しいご報告が聞けるのを楽しみにしてるからね~♪』
その後も、ちょくちょく彼との話を聞いていた私は、ある事が気になり始めていました。
あれだけ『一緒に住もう!』『アヒルちゃんのご両親に挨拶に行く!』『これからは部屋探しでデートって感じではなくなるかもよ!』『アヒルちゃんの事が好きすぎる!だから早く結婚したいね!』なんて言っていたのに一向に話が進まなかったんです。というか、何一つ実現せずに時が過ぎていました・・・。
その他にも彼の言動が何処か不自然に感じる時があったからです。
アヒルちゃんと電話の最中
私
『あれ?今日は彼とデートとかしないの?』
アヒルちゃん
『いや、なんか、今日も家で仕事なんだって~、彼忙しいから・・・』
私
『へぇ~そうなんだ~。じゃ~なかなか会えないね。彼が一息ついたら電話とかするの?』
アヒルちゃん
『う~ん・・・あまりしないかな?』
私
『しないの?何で?』
アヒルちゃん
『何で?何でだろう?(笑)なんか、彼が電話しても出なかったり・・・あまり電話とか好きじゃないみたいだから・・・』
私
『なるほどねぇ~』
こんな、普通にある様な普通の会話なのですが、何故だかアヒルちゃんと電話をして彼の話を聞くと『来週は出張で1週間帰って来ないみたい』『今週も忙しくて会えないんだ・・・』『家で仕事の時でも、仕事中は電話しても出ないから・・・』『寝るのが早いからあまり電話はしない』など。お仕事が忙しい彼氏なら普通にある事なのに、何かが心に引っかかっていました。
その時からアヒルちゃんが彼の話をするのを聞いていると、ある事が視えるようになりました・・・。(意識がアヒルちゃんや彼に集中するからだと思います)
私は誰に対してもそうなのですが、その人の運命に関わる大事な出来事だけが映像として視えたりするんです。なので、私が視えているこの映像がアヒルちゃんの将来に関わる重要な事なのだと薄々は気が付いていましたが、アヒルちゃんから話を聞く限りあまり心配は要らないのかな?そんなふうに思っていました。
そんなある日・・・
珍しく早い時間にアヒルちゃんから電話が掛かってきました!
アヒルちゃん
『ごめんね、こんな時間に・・今大丈夫?』
私
『アヒルちゃん、おはよう!どうしたの?こんなに早い時間に電話なんて、珍しいじゃん!こっちは大丈夫だよ!』
アヒルちゃん
『スピ妻ちゃん・・・あのね・・・・』
何だか元気がないアヒルちゃん・・・。
アヒルちゃん
『いや・・・なんか・・・どうやって説明したらいいのかな・・・・』
私
『どうしたの?何かあったの?って言うか、今何処に居るの?』
アヒルちゃん
『今、彼の家に居るんだけど・・・実はさ・・・彼の家を掃除してて、掃除機をかけようと思った時に置いてあった鞄が邪魔だったから、どかそうとしたの。そうしたら鞄のチャックが開いているのに気が付かなくて、仕事の書類を落としてばら撒いちゃったの・・・・。だから拾ってたらさ・・・その中にあった履歴書が目に付いて・・・・。履歴書の中身を読んだら履歴書の【配偶者欄】に配偶者ありって書いてあったの・・・』
私
『はっ?!・・・・。なるほどね・・・。そっか・・・・』
聞いた瞬間はえっ?はっ?と思ったけれど・・・心の中ではやっぱりな・・・・
そんな感情もどこかにありました。
実はアヒルちゃんが付き合って直ぐの時になんとな~く、私がアヒルちゃんに言った言葉があったんです。それは・・・
私
『あのさ、ラブラブな時に申し訳ないんだけれど・・・彼に聞いてみて欲しいの!「既婚者とかではないよね?」って』
アヒルちゃん
『あはははは(笑)スピ妻ちゃん、面白い事言うね!うん、じゃ~機会があったら聞いてみるよ!(笑)』
後日・・・
アヒルちゃん
『彼に既婚者じゃないよね?って聞いたよ!そうしたら彼が「えっ!何でそんな事聞くの?」とは言われたけど、「独身だから安心して」って言われたよ(笑)』
そんな事があった事も、このブログを書いていて思い出しました(笑)
既婚者なのが分かりアヒルちゃんに何て声を掛けたらいいのか一瞬言葉を失いましたが、ずっと嫌な予感がしていた私はついに嫌な事が現実に起こってしまった・・・そう思いました。(この頃は今よりも詳しくは視えませんでした)
そんな事を思っていたら、いつもはそんな事しないアヒルちゃんが何故だか
アヒルちゃん
『ねぇ、ちょっと、ビデオ通話しても良い?』
私
『別に大丈夫だよ!アヒルちゃんとビデオ通話なんて初めてだよね』
私がそう言うと、アヒルちゃんがビデオ通話をしてきました。
そこに映っているアヒルちゃんはいつものアヒルちゃんの表情ではなくて、とても悲しげに見えました。
アヒルちゃん
『ちょっと、ビデオ通話のまま、部屋を移動してもいい?』
私
『良いよ!』
その時に、視えてしまいました・・・・。
当たり前ですが、そこには居ないはずの女性の姿が視えたんです。
そうしたら、スマホを通して映っている映像の全てが一気に変化したのが分かりました。
この時が初めてだったかもしれません・・・今まで視えたりしなかったものがこんなにも鮮明に視えたのは。
私の目に飛び込んで来た全ての物がその女性が用意していた物だという事も分かりました。
でも、私が視えたその女性は彼の奥さんではなく別の女性だったんです。
奥さんかどうかは繋がりが違うので直ぐに分かりました。
アヒルちゃんにこの事実を言った方が良いのか・・・
どうしようか・・・迷ったのですが、私の口からは想いとは違う言葉が出ていました・・・。
私
『ねぇ、ごめん、ちょっとそのまま部屋の中を見せて貰っても良いかな?』
アヒルちゃん
『えっ、あっ、うん・・・大丈夫だよ!何処を見せればいいの?』
私
『ただ、そのまま部屋を歩いてくれればいいよ!』
アヒルちゃん
『うん、分かった!』
そうして、アヒルちゃんはその部屋の中をビデオ通話のまま歩き始めました。
そこには、この事を伝えても良いのかな?と思うくらいの女性の想いが詰まっていました。
家には誰しも普通に置いてある、テーブル、ベッド、カーテン、食器、ラグマット・・・・
ですが、この物達がこの家にあると言う事は、誰かが買ったからあるわけで・・・
色々な物もそれを買った人とのご縁があり家に来るんです。そして、そこにはどんな感じで選び、誰とどんな気持ちで買ってこの家に運ばれて来たのか・・・その想いがあるんですよね。
それが手に取るように視えました・・・。
私は、迷いました。私が視えている事を正直に伝えるのか・・・・
それとも見てみぬふりをするべきなのか・・・
この頃はお姉さんともまだ繋がっていなかったので、悩みましたが、信じるも信じないもアヒルちゃん次第!隠すのは違う!そう思い、アヒルちゃんに伝えてみることにしました。
でも、本当の悲劇が始まるのはここからでした・・・
次回、大親友のアヒルちゃん『私は絶対に祝福しない!』②をお送りします!
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