トレード初心者さんが失敗しがちな注意点

トレード初心者さんが失敗しがちな注意点

ハイセルです。前回の続きで、トレード初心者さんがやりがちな失敗例を載せておきます。
これから挑戦する方は気を付けてくださいね^^;

①1万円分購入しようとして1万ドルの発注を行う。

一番最初の初心者さんがやる失敗例が、注文の数量を間違える事です。購入する通貨の単位で行うので注意が必要です。米ドル円なら、数量10000通貨でポジションを持つと、10000ドルを持ったことになります。

あと、少し慣れてきてからやってしまうのが、一桁間違えて注文を出してしまうこと。
1000通貨を注文したつもりが1万通貨となっていたとか、焦って操作しないように注意してください。

②もっと上がるだろう。もっと下がるだろうと思い込み、欲が出てしまい、予定していた以上の量のポジションを取ってしまう。

長い時間足の影響力の方が強いですが、日々トレードをしていると短い時間足(15分足や1分足)だけを見てトレードをしていまいがちになります。もっと上がるだろう。もっと下がるだろうと感覚でトレードを始めてしまい、(あっ!もうちょっと上がりそう!ここでもう少し多くのポジションを取って儲けよう!)と欲が出始めます。誰しも儲けるための欲でFXなどの投資を始めるわけですが、欲張ってしまうと失敗します。欲張らず、感覚でトレードをするのではなく自分が決めたルールに従って淡々とトレード出来るようになりましょう!!

③スワップ金利がマイナスのポジションを持ってしまう。

先程も記載したように通貨の金利差によって、金利(利息)が付いたり逆に取られたりします。米ドル円や豪ドル円などは、金利の低い円で金利の高いドルを購入(ロングポジション)した場合、持っているだけで外貨預金しているように高い金利分のスワップ金利というものが毎日もらえます。しかし、逆にドルを先に売ってあとで買い戻すショートポジションを持った場合、毎日金利が取られるので借金をしているみたいに利息が取られます。短期間でレートが下がると思い込み、下がったら利益になるのでショートポジションを取りたくなりがちですが、長期で保有するのは利息が取られ続けるので精神衛生上よくないので、基本的にプラスの金利となるポジションだけ持つようにしましょう。

最悪なレート両建てを行う

ロング(買い)ポジションも持ちつつショート(売り)ポジションも同時に持つことを両建てと言います。
少しずつ(買い)ロングポジションを持とうと思っていても、想定以上に相場が下落した場合に、含み損が多くなっていき不安になります。想定以上の下落をしている相場の場合、下落トレンドに入っている可能性が高く、より下落していくように見えたり思えたりします。そこで、それ以上の損失が大きくならないように、もしくは少しでも利益を出したいがために、下落したら利益が出るショートポジションを取って、下に下がっても利益を出して損失を相殺したくなるものです。私もやったことあるので、気持ちはよく分かるのですが、これをやってはいけません。

本来、ショートポジションを取っていいのは長い時間足で見て、相場が高い位置にある時だけです。株を買うことを考えると、株価が安い(相場レートが低い)時に買って、高くなったら売るわけですよね。価格が高かった時に株を沢山買っていて、安くなった株価の株を沢山売るという行為は損失を広げるだけです。急激に下がった相場は、急激に上がってくる可能性も常にあるということを頭に置いておく必要があります。

相場に慣れるまでは、レバレッジを掛けないくらい小さなポジションで取引を行うくらいがいいかもしれません。とにかく、最初は利益を出すことよりも損失を出さずに市場から退場しないようにすることを念頭にしつつ慣れていけば、小さくても利益を出していくことは多くの人が出来るようになると思います。相場の変化でドキドキしてしまうのはレバレッジを掛け過ぎています。

チャートの相場変化を楽しめそうな方は、チャレンジしてもよいと思います^^

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