外貨預金をFXで行う

外貨預金をFXで行う方が条件が良い?

円高水準になると外貨預金をされる方もいらっしゃるかと思います。
外貨預金をもしするのであれば、FXで外貨預金をする方が条件が良い理由を記載していきたいと思います。

ちなみにFXというとギャンブルだという認識の方がいらっしゃると思いますが、それは違います。車を免許を持たず、いきなり運転して事故したという話を聞いて、車は怖いものなんだと認識しているようなものです。危険な運転をする人がいると危ないですが、適切に運転技術を学んで安全運転に努めていれば、比較的安全に便利な道具となります。

そんなFXという仕組みを、外貨預金をするようなイメージから始めることが、今後株とかを始めてみようかなと思っている人にもお勧めですよというお話をしてみたいと思います。(ちなみに私は勧誘・斡旋など何もしていません。自分が実践していることの情報提供のみです^^)

以下の順番で理由をご紹介します。

  • 1.為替手数料
  • 2.金利
  • 3.タイミングを計れる
  • 4.様々なキャンペーンがある
  • 5.学べる

1.為替手数料について

外貨預金のメリットは、
・金利が高い事
・円高⇒円安となった時の為替差益があること

の二つの利益目的にやることが多いかと思います。

一方デメリットとしては、
・円安⇒円高になると損失が出る
・為替手数料がかかる

という部分かと思います。

まず手数料について考えてみたいと思います。

どのくらい為替手数料がかかるのかということについては、
例えば三菱UFJ銀行の窓口で外貨預金をする場合(参考HP

1ドルあたり、米ドルで1円、豪ドル2円かかります。

レートが1米ドル100円の場合、
100万円預けたら1万円も手数料がかかります。
インターネットバンキングでも2500円かかります。

一方FXの場合は、(業者や時間帯によっても多少異なりますが)

米ドルで0.1~0.3銭くらいです。
豪ドルで0.3~0.7銭くらいです。
(FXでの為替手数料にあたる部分をスプレッドと呼んでいます)

先ほどと同じように1米ドル100円で、
100万円預けたら10~30円程度です。

手数料1万円取られるのと手数料数十円というのは、資産形成において大きな差となりますね。特に、何度も入金と出金をすることを考えたら、外貨預金で利益を出す事は難しいと思います。

2.金利について

通常日本よりもアメリカやオーストラリアなどの通貨は、政策金利が日本よりも高く設定されています。そのため、長期でお金を置いておくには、金利によって増えやすいという特徴があります。

但し、最近はコロナの影響もあり、世界各国金利を引き下げています。
三菱UFJ銀行の外貨預金金利を見てみると0.01%(参考HP
だいぶ低くなっていますが、これでも日本よりは10倍高いですね(笑)
そして、外貨預金での金利支払は、通常半年に1度です。

ところがFXの場合は、金利部分をスワップと呼び日々変動していますが、
毎日金利が付きます
そのため、数日~数か月で売り買いを繰り返す場合も、しっかりと金利がついてくれます。
(実際に入金している金額以上にレバレッジをかけて保有することもできるため、より多くの金利をもらう事もできます)

3.タイミングを計れる

上記の画像は、2021年1月の米ドルー円のチャート(価格変動のグラフ)です。
最近はあまり米ドルは方向性がなく、あまり動いていない通貨ですが、
それでも毎日価格変動をしています

外貨預金をする際は、一日の中での価格変動はあまり気にしていないことが多いと思いますが、FXではチャートをリアルタイムで確認しながら、スマホで簡単にドルを購入する(ポジションを持つ)ことが出来ます。なので、低いところで購入して上がったら売る。また下がったら購入して上がったら売るを繰り返すだけで、利益を出せます。

さらに、事前に予定を組めるので、
指値注文といって価格レートが例えば104.2円になったら千ドル購入するとか、
IFD注文といって104.2円で購入し、104.5円になったタイミングで自動的に売却(利益確定)するといったことを事前に注文を入れておくことが出来るので、ずっと見ていなくても大丈夫です。
問題となるのは資金管理です。どのくらいの金額を、どのタイミングで入れていくのかという考え方については、今後掲載していきます。

4.様々なキャンペーンがある

沢山のFX会社があり、それぞれ様々なキャンペーンを打ち出しています。
スプレッド最狭とか、スワップの条件の良さを謳っていたり、
紹介により口座開設したら、それぞれが〇千円もらえるという必ず貰えるものから、
食品が当たるとか、アマゾンギフト券が当たるとか、ニンテンドースイッチが当たる
といった抽選キャンペーンなど(ものによりますが結構な確率で当たります)
色々なキャンペーンがやっているので、結構楽しいです。

また各社だいたいあるキャンペーンとして、
口座開設してから一定時期までに取引した量に応じて、
キャッシュバックする金額を設定していることが多いです。

多いところだと、たとえばセントラル短期FXなどは、(2021年2月現在)最大50万円キャッシュバックを謳っています。
但し、多ければ良いというものではなく、キャッシュバックを多く受けることよりも資産を失くしてしまわないことの方が大事なので、キャッシュバックの金額が多いということは設定されている取引量を多くしないといけないということなので、初心者で始めたばかりの場合はキャッシュバックの多さは、あまり気にしない方がいいと思います。

5.学べる

各社のFX取引ツールの中には必ずニュースが配信されており為替変動に関連する世界中のニュースをほぼリアルタイムで見ることが出来ます。これを見ることが出来るだけでも、勉強になり価値があります。↑↓

そして、私はメインで使用するFX口座とは別に、他の口座も5つほど持っています。
(各社口座は無料で持てます)

複数持つ理由は2つです。
1.他を見比べないと、条件の良さが分からない
一つの口座しか持っていない場合、本当にそこが一番自分に合っているのかが分かりません。
例えば、
・スプレッド(為替手数料)が一番狭いと謳っておきながら、スプレッドが小さい時間帯が少なかったり、安定していない。
・スワップ金利が買いも売りもどちらもマイナスとなってしまっているなど、長期で持つには金利が付くどころか、マイナスになってしまっている。
・出金の際に手数料がかかってしまう(通常無料のところが多いです)とか一定金額以上でないと出金が出来ないとか。
・そもそもツールの使い勝手が悪いなど

FXの国内業者は、100社以上あります。気になるところで口座開設してみて、メリットデメリットを確認してみてください。

2.その会社にしかないツールや情報などがある
たとえば、DMM証券は、証拠金シミュレーションというツールが入っており、初心者にはこれがあると便利です。
添付の写真の例だと、100万円をFX口座に入れていて(純資産額)、米ドルを少しずつ購入し全部で10Lot(10万ドル分)持ち、その平均購入単価が102円だったとしたら、いくらまで耐えられるかというと93.878円まで大丈夫ですよ。ということが分かります。


他にもGMOクリック証券では、複数チャートを同時に表示させられます。4分割チャートだけではなく、2分割・3分割というものあり、その分割チャートを4セット組めて、違う時間足のチャートを表示したり、違う通貨ペアを表示したりするのに便利です。


みんなのFXでは、通貨の強弱をグラフで表示したりできます。
これにより買われている通貨は高く表示され、売られている通貨は下がってくるので、一番上と一番下の通貨ペアの状況は今どうなっているのかな?と確認するきっかけとなります。

SBI FXトレードでは、AI為替予想なども出るので、最初は参考にしてもらうといいかもしれません。

紹介したものは、一部だけですが、このように様々な会社で得られる情報が違い色んなメリットがあるため、複数の口座を持っておくことをお勧めします。

そして、使っていると自然とチャートが示す意味が分かるようになってきます。チャートが分かるようになると、FXに限らず株やCFD、ETFなど、様々な取引で活用することができます。

レバレッジを1程度であれば、外貨預金と同じような感じなのでリスクはとても低いですが、それ以上のレバレッジをかけていく場合は、最初は3倍程度に抑え、リーマンショック級の下落があっても耐えられるくらいの金額に抑えておきましょう!

次回、投資を始めるにはFXが向いている理由について紹介します。

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