次男君に質問をしてみた!

妻が記載しています↓
次男がまだ小学一年生の時のお話です。朝、子供より遅くまで私が寝ていると私の寝室に来て『ママ~おはよう!!お迎えに来ちゃった!(笑)』と言うのが定番になっていました。(今でも来ますが(笑))
この日の朝は前日にハードワーク過ぎてとても疲れていました。
だから、なかなか起き上がれない私を見た次男君が『ママ、大丈夫?疲れてるなら俺がマッサージしてあげるよ!』そう言って、ベッドに横になっている私の背中~腰~足、そしてご丁寧に手や指まで全身をマッサージしてくれたんです。その時にふと、次男君に色々と質問したくなりました。
途中で、面白い答えをするのでスマホでメモをしながら聞いていました(笑)
私
『ね~、次男君はいつもどんな事を考えて生きているの?どんな大人になりたい?』
そうすると、即答で第一声が
次男君
『パパみたいになりたい!!』
私
『へぇ~そうなんだぁ~!どうしてパパみたいになりたいの?』
次男君
『理由は、仕事に対してとか、努力してる所とか、お金を稼いでいること、家族を守ってること!もーね、沢山沢山あるの!言いきれないの!!』
私
『そっか~、この話をパパが知ったら喜ぶよ』
次男君
『後ね~、俺の中でずっと大切にしてる3つの事があるの!』
私
『3つの事?教えて!』
次男君
『賢く、優しく、たくましく!基本はこの3つしか考えてないの!』
私
『でも、それってとても素敵な事だと思うよ!この3つが本当に出来る様になったら、素敵な大人になれると思うよ!』
次男君
『でもね、ちゃんとした大人になるにはまだあるの!』
私
『まだあるんだ!教えて!』
次男君
『さっき言ったのとは別にね、友達に思い遣りをそそぐ!勉強を諦めない!俺は勉強が出来ないから・・・もしランクがEでも、もっともっと頑張ってやる。これは仕事を諦めないことに繋がると思うから』
私
『確かに、これもとても大切な事だね!勉強は・・・まぁ、自分が本当に必要だと思って、やりたいと思うようになったら出来るよ!』
次男君
『なんかね、よく分からないんだけど・・・努力は全部使いきちゃちゃうと頭の中が勉強で一杯になって頭がモヤモヤしてランクが下がるから、昼休みは友達と遊んだりしてスッキリさせてから勉強してる!5分休憩は短いから植物を見たりして頭をスッキリするとまた頭に入るの』
私
『そうなんだぁ~、でも、そうやって自分なりのスッキリする方法を見つけると良いね!』
次男君
『後ね、俺、バカだから・・・出来ない事が沢山あるけど、決めてることがあるの』
私
『何を決めているの?』
次男君
『人を羨ましがることをしない!自分がC、相手がAでも、良かったね!って言って、ずるいなとか考えては駄目!良いなぁ良いなぁなんて羨ましがってる時間が無駄なの!だから、休憩の時には必ず頭をスッキリさせる事を毎回する!』
私
『なかなか、良い事言うね!人と比べない事はとても大事だと思うよ!ママね、いつも思うことがあるんだけど・・・確かに次男君は勉強は苦手だよね。でも、それがイコールバカではないと思うの。次男君が思う賢いってどんな事だと思う?』
次男君
『俺は勉強が出来ないから思うのかも知れないけど・・・賢いって、勉強ができるか出来ないかではなくて、どうやったら出来るようになるか、考える力を持ている人が賢いと思うの!
例えばさ、このベッドとかソファーとか・・・あと、クッションもそうでしょ!このふわふわ感とかも、これも考えて作ってるでしょ!この事ね。ママ言っている意味分かる?』
私
『分かるよ!勉強ができる人も、何かを考える力を持っている人も、どちらの人もそれぞれの個性があって良いと思う。だからママはどちらも賢いって思う!』
次男君
『うん!そうだね!』
私
『次男君は勉強が苦手で嫌いなのに、学校に行きたくないとか言わないよね?それはどうして?』
次男君
『赤ちゃんは泣くこと、幼稚園の子は幼稚園に行って遊ぶこと、小学生は学校に行って勉強をすることが仕事。俺が学校が嫌でも行く理由はそれが俺の仕事だからだよ。だって、大人になったらもっと大変になるでしょ?だから、その為の練習なの。人間は作られてる感じがするんだよ。だから、その部品を作るために嫌な事もやってるの』
私
『なるほどねぇ~、部品かぁ~、面白い発想だね♪いつも次男君はそんな事を考えていたんだね!』
次男君
『俺はいつもそう言うことを考えながら生きてるの!自分勝手に生きちゃ駄目なの!優しさをくれたらくれた人に返さないとね。それが出来ると自分も良い気持ちになるんだよね~』
私
『凄いじゃん!そんな事も思ってるんだね!その考え方、ママも賛成~!』
次男君
『ママ、知ってる?天罰って、嫌なことをしたら帰ってくることなんだよ。嫌な事をしちゃったら天罰を受けるのは仕方ないの。天罰は必ず受けるの。でも、それを繰り返さなければ良いの。それが大切だと思うの。ママ、この考えは良いことだと思う?』
私
『思う何も・・・素晴らしすぎるよ!!ママ、次男君と色々と話せてよかった♪朝から、めっちゃ嬉しい気持ちになったよ!次男君、ありがとう!あと、長い時間マッサージもありがとう!』
次男君
『どういたしまして~!ママ、またいつでもマッサージしてあげるからね!
疲れてたらいつでも言ってね!』
私
『うん!次男君のマッサージは上手だからママ元気が出るの!いつも、マッサージしてくれてありがとうね!』
いつも、あまり真面目な話をしないので、次男君の心がこんなにも成長していたのか!と驚くと共にとても嬉しい気持ちになりました!
育児は大変ですが、こういうちょっとした事が喜びに変わり幸せな気持ちになります。
次男君は思考もそうですが、全てが個性的なんです(笑)
だから世間一般的に認められ難いタイプの子供だと思います。
二人の息子を同じように育てているのに、性格も体格も何から何まで長男君とは本当に真逆なんですよ(笑)
でも、こんな個性的なところをマイナスにするのではなく、プラスにして伸ばしていけるように親として見守りたいと思います。
毎日の兄弟げんかを見てイライラしても、この、ちょっとの喜びがあるから、育児は楽しめるのかも知れませんね!でも、最近の兄弟喧嘩は何故だか見ていて笑ってしまう事が多いんです(笑)私が大笑いするとそれを見ている子供達も私の大笑いに釣られて笑い出し、最近は皆で笑って喧嘩が終わります(笑)
育児でイライラしたら、美味しいものを食べましょう!(笑)そしてひと息ついてまた頑張りましょうね!
( ≧∀≦)ノ
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