『いつも、私の話を聞いてくれない!』

妻が記載しています↓
夫婦関係においても、子供に対しても、こちらは真剣に話しているのに『いつも、私の話をきいてくれない!』と、怒っている人って結構いますよね?(笑)
この悩みはどこの家庭にも転がっている、とても多い悩みの一つだと思います。
でも、相手が自分の話を聞いてくれないのには理由があるんです!
もしかしたらその原因を作っているのはあなたの方かも知れません・・・。
どう言う事かというと、相手の心の耳を閉じてしまっている可能性があるんです。
例えば・・・
例)
夫『あぁ・・・今日も仕事疲れたなぁ~・・・今日もこんな仕事をさせられてさ。何で俺だけがこんな思いをしないといけないんだよ・・・やってらんね~よ!』
これに対して多いのが
妻『でもさ、仕事っていうものは皆辛いものなんだよ』『だって、それはそうだよ、仕事なんだもん!』『仕事は辛くて当たり前じゃない?』『そんな事でグズグズしているのは良くないよ!』『何であなたはいつもそうなの?』『いつも疲れた疲れたって、こっちだって疲れてるの!』『どうしていつもそうなの?』『また愚痴?そんなんだから・・・』
この様に、でも・だって・何で?・どうして?・また?、などに加え、否定をしたり上から目線で言ったりしていませんか?
そもそも、どうしてあなたに愚痴るのだと思いますか?それはあなたにその心に溜まった膿み(ストレス)を吐き出したいからなんです。なのに、上から目線で言ったり、否定をしたり、相手の言う事に対して納得がいかないと被せる様に嫌な言い方をしたり・・・
それでは相手は余計にストレスが溜まってしまいます。
更に追い討ちをかけるように『○○しないからだよ!』『○○してみなよ!』『毎回思うんだけど、○○すればいいんじゃないの?』など、ご丁寧にアドバイスまでする人って結構多いんです(笑)
相手が愚痴る時にあなたに求めている事はただ一つ!
『あなたに自分の気持ちを聞いて欲しい』ただそれだけなんです。
だから、愚痴を言っている人に対して、意見やアドバイスを言うのはご法度!!
では、どうすれば良いのか。それは簡単なんです♪相手の愚痴を聞いたら否定から入らずに同調する!ただそれだけです(笑)
相手が望んでいる言葉は『分かるよ』『そっか、辛いよね』『大変だよね、お疲れ様』の言葉を言って欲しいんです。つまり、同調して欲しくて(自分の気持ちを分かって欲しくて)愚痴っているんです(笑)
なので、愚痴ってスッキリした後に相手が『どうしたら良いのかな?』『どうしたら良いと思う?』など、こちらに意見を求めてきた時にだけ、自分の考えやアドバイスなどを答えるのが望ましいと思います。
でも、ここでひとつ気を付けなければならない事があります。
それは、『あなたはこうするべき!』『あなたは○○しないからダメなんだと思う・・・』と、意見を求められた時に、主語が『あなた』ではなくて『自分』の方が良いと思います。
例えば、『私ならこうするかな』『私は○○して失敗したから、あなたにはそうなって欲しくないな』『あなたは頑張っていると思うよ!だから私ならもう少しそれが相手に伝わり易いようにこうするかな』の様に、自分ならどうするかで話すと相手の心の耳が開いてきます。
相手に話を聞いて貰いたいと思った時に、相手の心の耳が開いていない状態でどんなに良いアドバイスをしても聞き入れて貰えません。
言霊は相手が聞くための心を開き、聞いた時に大事な事を受け止める器を用意してからでないと、きちんとした話を心まで届けられません。
なので、『いつも私が真剣に話しているのに聞いてくれない!』と思っている方は、聞いて貰うためのこちらの準備を先ずはしてみて欲しいと思います。
相手に自分の意見を聞き入れて貰う為には、上から目線では耳に入っていても心までは絶対に届きません。なのでその投げる言霊にも注意して投げて欲しいと思います。
もし、それが出来ているのにそれでも聞いてくれない!と言う状態だと、旦那様やお子様が何らかの理由から心が檻に閉じ込められている可能性があります。
檻に入るのは親の方に問題があるんです。お子さんに対してもそうですが、どうしても親になると子供のやることなすこと心配になると思います。
ですが、私はどうしてもダメな事をしている時には勿論注意はしますが、それ以外は子供から『ママ、どうしたら良いと思う?』と聞かれない限り、基本的には子供に対しても殆ど意見はしません。聞かれてもいないのに自分の考えや意見を言ってしてしまうと、子供の考えが私の考えに引っ張られて、私の考えなのに子供が考えたかの様にすり替わってしまう時があるからです。
実は今のお子様はこの様に子供自身の考えではなくて親の考えに引っ張られている子供がとても多いように感じます。そう言うお子様は親の考えに引っ張られているのでとても良い子に見える事が多いです。親の望む良い子を演じていると、大人になった時にとても大変です。大人になると自分の考えで生きていかなければいけないし、親はずっとは子供のそばにいる事は出来ません。
大人になった時に、自らの足で立っている人と、いつまでも親の懐にいる人では、その後の人生が違います。
実際に、檻の閉じ込められている方を見たことがあるのですが、檻に入っているととても生きにくいです。
檻に入っている方もいれば、包帯のような物でぐるぐる巻きになっている様に視える方、色々な人がいますが、みんな殆どがその檻や包帯は両親から与えられたものです。
これを取っ払うには、自分がそれに気が付く事が大事なんです。気がつくとご縁で結ばれた相手の協力などで取れます。
実際に私が会った時には檻に入っていた方が、現在は檻から出られた方がいるのですが、本人の感覚がかなり違うようです。
檻に入っていると体調も悪くなるし、人間関係もあまり良くなりません。一言で言うと『陰の状態』になってしまうんです。
少し話がそれてしまいましたが、大人も子供も同じで、良い人生を歩むには人の意見やアドバイスは必ず必要になるという事です。
なので、心の耳・目・口は開いているほうが良いと思います♪
このブログでも以前、お話をした事があるので、合わせて読んで頂けたらと思います。
(子供を惑わす親の言動)
次回は、『夫婦仲が悪いのに、どうしてご飯は家で食べるの?』をお送りしたいと思います!
コメント