幸福に向かうための優先順位

ハイセルです。
本日の記事は、以前掲載した(外的コントロール・内的コントロール)選択理論心理学にて提唱されている、幸福に向かうためには優先すべき順位があるということについてご紹介したいと思います。
基本的に人は幸せになりたいと考え生きていますよね。
人それぞれ幸せの定義は違うと思いますが、選択理論心理学では様々な欲求が満たされた状態を幸せと定義し、欲求を大きく分けて5つに分類しています。
一つ目『生存の欲求』
健康な状態で生きていたいという欲求です。健康を失ってしまうと全てを失ってしまいます。インフルエンザなどに感染して高熱でうなされていたり、喘息や肺炎での呼吸困難など、極度に体調不良の時は、何も出来ないですし、何も考えられなくなりますよね。
二つ目『愛・所属の欲求』
愛されたい、人から仲間として認められたいという欲求です。人から無視されたり、よくあるイジメ問題はここの欲求が満たされていないことになりますね。
三つ目『力の欲求』
仕事で認められたい(出世したい)、人よりも上に立ちたい、自分の作品を認めて欲しいなど、会社などで適正な評価を受けていないように思えたり、自分よりもなぜあの人の方が評価が高いんだ納得できない!(怒)といった時にはここの欲求が満たされていないことになります。
四つ目『自由(及びお金)の欲求』
自分で決めて動きたい、好きな物を買いたい。沢山、お金が欲しい。経済的な自由を得たいということですね。働けど働けど、生活が楽にならず将来が不安でしかないというのはここが満たされていないことになりますね。
五つ目『楽しみの欲求』
旅行をしたり、レジャーを満喫したり、遊んで楽しく過ごしたい。時間的な自由を得たいという感じですね。仕事を優先して休日も仕事の電話対応など、心が休まることが無い。電話が鳴ってもいないのに、鳴っている気がする。家族団欒の時間がない。家族との絆を感じられないなどは、この欲求が満たされていないことになりますね。
人それぞれ、どの欲求が強いのかという違いはあるでしょうが、選択理論心理学では幸福に向かうためには優先すべき順位があると言っています。上記に記載した順番が大事なんだそうです。重要な順番に並んでいます。
この優先順位を守った場合、
1.健康に気を使い、睡眠をしっかりと取ることや食生活を乱さないことを最優先事項として意識し、心身ともに元気に働く
2.周りの人達を仲間として認め、尊重し、愛する。『返報性』や『鏡の法則(リンク先のショートストーリーを読んでみてください。泣けます)』で、周りの人たちも、同じように返してくれるようになる。
3.上記が出来ていると仕事においても認めてもらいやすくなり、応援者もできる。
4.仕事で認められれば、自分の裁量で動ける範囲も広がり、収入も上がり、欲しいものも買えるようになる。
5.自由に自分の裁量で動けるようになれば、楽しみも増やすことが出来るようになる。
当たり前のことのように感じるかもしれませんが、考え方が逆転してしまっている人も少なくありません。これが逆転するとどのようになるのか考えてみましょう!↓
1.何か楽しいことないかと、遊ぶことを第一に考える。
2.自分勝手に動き、好きなものを買い、金銭的な余裕もなくなり、ケチな印象を与える。
3.多少仕事が出来たとしても、認められにくい。足を引っ張られる。
4.周りから仲間意識を持ってもらえなくなり、自身も周りに対して不平不満が多くなる。
5.精神的ストレスが多くなり、健康も失われていく。
優先すべき事柄は何かということをしっかりと考えていけると人生がより好転していくかもしれませんね!!
(^^♪
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