子供の習い事

妻が記載しています↓
今日は子供の習い事についてお話をしていきたいと思います。
お子様がいらっしゃる方は習い事をさせている人がとても多いように感じます。
私の周りでも、本当に多い子供だと、週5とかで習い事をしています。毎日とても急がしそうで今の子供は大変だな~なんて呑気に思っていた頃のお話です(笑)その頃、次男がちょうど幼稚園の年中さんの時で、ある幼稚園の保護者さんと話していたらこんな事を聞かれました。
A君のママ
『ハイセルさんのお家は何の習い事をさせてるの?』
(もう習い事をさせている前提^^;)
私
『うちは何も習い事はさせてないんだ』
A君のママ
『えっ?!!!それヤバくない?!!』
(大きなお世話だよ・・・)
私
『そうなのかなぁ(笑)』
A君のママ
『いや、それ、完全にヤバいって!!まさかとは思うけど、お兄ちゃんは?お兄ちゃんは習い事させてるよね?』
私
『いや、何もさせてないよ』
A君のママ
『それさぁ、絶対に学校の勉強とかにもついていけないパターンだよ・・・。(呆れ顔)お兄ちゃんとかちゃんとテストとか点数取れてる?』
私
『それが、お兄ちゃんは授業中に集中して聞けるタイプだからか、勉強には困ってないんだ。うちはパパの教育方針で子供は遊ぶ事が大切だから、習い事は自分がやりたい事がみつかってからでも、良いかな?って思ってるの』
A君のママ
『そうなんだ・・・でも、習い事を何もさせてないって、ご夫婦であまり子供に興味がないんだね。それに、やりたい事って、親が教えて色々とさせてあげないと分からないじゃん!』
と、まぁこんな感じで言われた事がありました(笑)
うちは、ハイセルも私も習い事に関して共通認識があり、子供のうちは遊ぶ事が大切で、やりたい事がみつかって子供自らがやりたいと言い出さない限り習い事を強制的にさせるという価値観ではありません。でも、この習い事に関して、結構周りから聞かれる事があるんです。A君のママに聞かれた時にはまだお姉さんとは繋がっていない時期だったので、習い事に関してお姉さんはどう思っているのかを聞いてみました。
(ちなみに、A君のママとは始めて会った時から価値観が反対だなと言う認識はありました(笑))
習い事は必要なの?

私
『お姉さんは、習い事に関してどう思っている?私はそれぞれの家庭で色々な価値観があって良いと思っているから他の家庭がどうのこうの言うつもりは無いんだけどね』
お姉さん
『現世のあなた達夫婦と同じように、こちらも私とハイヤーさんの認識はあなた達と一緒だよ!』
私
『だよね(笑)』
お姉さん
『この前、話したジャガイモとかぼちゃの例えが伝えやすいから、野菜=人として話していくね!(笑)』
私
『あれ、分かりやすかったって、何人かの人にメッセージもらったよ!』
お姉さん
『知ってる(笑)だから、これからは野菜を多様していこうと思ってるよ!(笑)』
私
『あはははは(笑)ど~ぞど~ぞ!!』
お姉さん
『答えから先に言ってしまうと、まだ野菜の実が小さなうち(子供の頃)から色々な調味料(習い事)で味を沢山つけてしまうと、本当に自分が付けたい味にしたい時に、身を削ぐ事になるんだよ!本当に自分がなりたい料理(やりたい事・仕事などの未来)を見付けた時に素材の良さが死んでいては意味が無いの!』
私
『でも、よく教育の専門家が「小さいうちから色々と習い事をさせなさい!その中から自分に合った物を探せば良いのですから」って言うでしょ?その事も含めてどう思っているのか知りたい!』
お姉さん
『分かった!それはそれで悪いとは言わないよ、だからその家の教育方針で考えれば良いと思うけれど、私の考えは違うの』
私
『うん、だから私もハイセルもお姉さんとハイヤーさんと同じ認識なんだもんね』
お姉さん
『そうだね。たまたま親が与えた習い事がその子に本当に合っていれば良いの。でも、魂に合っていなかったり、知育目的だけで詰め込んでいると、子供は純粋だから他の子供より自分の方ができるから「自分の方が偉い!凄い人間なんだ!」と思い込んでお友達をバカにしたりするんだよ。親もそう。自分の子供が他人の子供と比べて出来る事に自己満足してるの。子供が評価されると親の自分も評価されたと思ってしまう。でも、考えてみてよ!お金を払って習っているんだから出来て当たり前なんだよ。それを子供は勘違いして、頭でっかちになってしまい、子供の頃に一番育てておかなければいけない「心」が育たないの』
私
『それは、たまに感じるね。仲良しのママ友の子供も習い事をしてなかったら、お友達に「○○ちゃんは習い事してないからバカなんだね!」って言われたみたい』
お姉さん
『そうなんだよね・・・そうなってしまうの。でも、大体、心が育っていない子供の親はこの光景を見ても、「こら~そんな事言っちゃだめでしょ!」って口では言ってるけれど、本心は何とも思ってないの。下手したら自分の子供の方が上!って本気で思ってるからね。本来、お友達をバカにした時にはきちんと「人と比べてお友達の心を傷つけてはダメだよ!自分が言われて嫌だと思う事は言ってはいけないよ!」と叱らないといけない。この基礎が出来ていないのに、詰め込んでも意味が無いんだよ・・・』
私
『うん、そうだね』
お姉さん
『今の親がやりがちなのは、「お金を掛ける事=愛」だと勘違いしている人が多いの。「どれだけ心を込めるのか=愛」なんだよ!だから、勘違いしている親が習い事にお金をつぎ込み愛情をあげていると勘違いしてしまう。そして、子供もそれが親の愛情だと勘違いして育ち、大人になった時に心を埋めたいと思った時に物質で心を埋めようとしてしまう。でも、目に見えない心は物質ではどうやったって埋まらないの。心は心じゃないとダメなんだよ。それを小さい頃からきちんと教えてあげないと、見た目は稼げて幸せそうな人生に見えるかも知れないけれど、その人(魂)は全く幸せではないの』
私
『それ、凄く良く分かるの!昔付き合ってたママ友にもそう言う人が居たから。見た目は何不自由なく見えて幸せそうなのに、いつも不満ばかり・・・。』
お姉さん
『でも、そういう人って、自分がどうして不幸に感じているのかを理解してないから、必ず子供に同じことをしてしまうの。本当に負のループなんだよね』
私
『うん、それを凄く感じたんだよね』
野菜が料理になる

お姉さん
『私が言いたいのは、野菜は実が成長するまで、その素材をどれだけ栄養価の高い土(親の愛情)で綺麗で大きく成長させるかなんだよ!そして、その実が成長して、自分がどの料理を選ぶのか(それが人生の岐路)なの。ジャガイモなら、カレーになるのか?肉じゃがになるのか?それによって調味料(学ぶべき物)が違って来る。だから料理が決まり味付けの段階の時に質の良い調味料を選んで欲しいの。その前の段階で実が小さいうちから、塩だの、ケチャップだの、ソースだの、醤油だの、ジャガイモに味が付いていたら、ジャガイモが大きくなった時には凄い味になって染み込んじゃってるのよ・・・(泣)ジャガイモ本来の旨味なんてあったもんじゃないでしょ?もう、激マズジャガイモの一丁出来上がり~!そんなジャガイモで料理なんかしたら激マズ料理だよ!(笑)』
私
『確かにね!!(汗)』
お姉さん
『もし、ジャガイモが肉じゃがになりたいと思った時に、ソースやらケチャップやらの不要な味がついていたら、味が付いていない芯の部分まで実や皮を削がないといけなくなる!そうしたらどうなる?せっかく大きく育った実が小さくなってしまうでしょ!でも、良質な出汁を染み込ませるには身を削ぐ行為が必要になるの。これは頭でっかちになった変なプライドを捨てると言う事ね。頭でっかちになった変なプライドを大人になってから捨てる為には身を削ぐ様に感じ、とても辛く大変な思いをするんだよ・・・』
私
『そうだよねぇ・・・』
お姉さん
『ジャガイモにとって、肉じゃが料理を作る本番の時が待ちに待った一番の勝負時でしょ!なのに、いざ本番!って時に激マズの味(プライド)を捨てる為に削がないといけないなんて、何の為のお金だったのか・・・。今まで使ってきたお金を本番の時まで貯めてあげている方がよっぽど良いと思うんだよねぇ~』
私
『習い事にかなりの金額を払っているみたいだもんね・・・』
お姉さん
『子供に必要な事は、どれだけお金を使ったかではないの!どれだけ愛情を込めたか!ここが一番大切なんだよねぇ~。そしていつの日か、その出来上がった料理を神様に食べて貰うの。神様に出すのに激マズは出せないでしょ!』
私
『うん、そうだね(汗)でも、もし、自分が激マズジャガイモに気が付かずに肉じゃがを作ってしまったらどうなるの?』
お姉さん
『美味しく出来たように見せかける事はできるから、見た目は誤魔化せるの。でも、誤魔化しても食べたら一発で分かるでしょ?だからいつか絶対にボロが出る。やはり激マズジャガイモのままでは全てが上手くいかないよね・・・。そして、肉じゃがになる為には他の素材を探さないといけないけれど、激マズジャガイモを好んで来てくれるニンジンやお肉や玉ねぎがいると思う?そう言う問題も出てきてしまう・・・。このジャガイモの様に人は見た目だけで幸せかどうかなんて分からないものなんだよ』
私
『そっか・・・それを考えるとやはり美味しい肉じゃがにするには実を削ぐ必要があるって事だね』
お姉さん
『うん、どうしてもその工程は必要だよね・・・。だからそうならない為にも野菜が立派な実に育つように、親は栄養がある土(愛情の土台)でいないとね!そして土として静かに見守り栄養(愛情)だけを込める!そうすれば必ず美味しい野菜に育つんだよ!』
私
『何か納得だわ!野菜で例えると分かりやすいね!』
肉じゃが⇒カレーに出来る?
私
『やっぱり肉じゃがではなくて、カレーが良かったと思ったら作り直せるの?』
お姉さん
『出来るよ!でも、そもそも肉じゃがが出来上がってると言う事は他のニンジン・お肉・玉ねぎも入ってるって事だよね!と言う事は他の素材も入っている鍋(家族)自体を変える事になる。肉じゃがからカレーにしても良いのか鍋の中で会議をして、一つ一つの素材の良さをきちんと理解している鍋(家族)だけは味変しても良いかもね。鍋の中で肉じゃがをカレーにする時に、いつもの通りに作ってしまっては美味しくない。この時の調味料が上手く使えると思ったのなら作り直せばよい。でも、適当に作ってしまっては、めちゃくちゃになってしまう。その状態が一家離散などの状態だね』
私
『大幅なチェンジには、やはり家族の理解は必要だね』
お姉さん
『そうだね』
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