SNSの虐めについて

SNSの虐めについて

以前、長男の中学校説明会で校長先生がこんなお話をされていました。

『お子様が中学生になるとスマホを持たせる親御さんが増えます。その背景には塾や生活スタイルやお友達との関係も変わってきているので仕方の無い事だと思います。しかし今の子供達が悩む虐めが以前とは変わってきていて、LINEなどSNSでの虐めがとても多くなってきているのが現状なんです。なので、スマホなどを持たせる前に必ずご家族でその事について話し合ったり、親御さん達もお子様の行動には十分注意して、スマホにフィルターを掛けるなどの対策も合わせて対応を宜しくお願い致します』と言うようなお話でした。

そのお話を聞き、私が思った事を今日は書いていこうと思います!

SNS時代に生きる子供達

SNSは子供達にとって良い面も沢山あると思います。今までなら何かを調べるにしても大変だった作業も、スマホやパソコンを開けば直ぐに出てきます!とても便利ですよね!そんな良い面も沢山ありますが、その反面、直ぐに情報が手に入ってしまうという便利さが良い事だけではなく、情報過多や大人として子供には見せたくないなと思うような表現方法だったりと悪い面も様々です。そんな良い面も悪い面も併せ持っているSNS時代が子供の心が育たない原因の一つになっている様にも感じています。

家庭の事情などそれぞれあると思いますが、今の殆どの子供達がパットやゲームやスマホなどを使いこなしているのではないでしょうか。

そんな私の子供達もYouTubeを観てゲラゲラと笑ったり、お友達と外でも遊びますがゲームをする事も多いように感じます。(悲しい事ですが、ゲームを持っていなかったり、やらない子供が虐めにあったりもするんです)

そんな今の子供達を見ていて、たまに思うことがあるんです。それは、お友達の気持ちを理解出来ない子供達がとても多いという事です。

それは何でなんだろう?と考えてみたのですが、昔に比べて大人や子供同士が心を通わせる事が少なくなってきているからなのではないかな?と思うんです。

スマホやゲームなど、子供にとって楽しい事が多いため、ご両親と会話を楽しんだり遊んだりする事も少ないのかな?と感じています。今のお子様は塾や習い事をしていたり子供自身もとても忙しくしていたり、ご両親もお仕事をされていたりと家族で密な時間を過ごす事も少なくなってきているからなのかも知れませんね。

なので、子供にとって必要な大人になる為の心得を親や周りの大人から学ぶ機会が少なくなり、生きていく上でとても大事な心の教育を受ける機会も少なくなっているのが原因なのではないかと感じています。

SNSの虐めはとても危険!

私が子供の時には実際にお友達と言い合いの喧嘩をしたり、男子だと時には殴り合いの喧嘩をしたり・・・そんな喧嘩には虐められた側は勿論ですが、虐めた側にも必ず心の痛みが伴っていたと思うんです。虐められた側が泣いたり怒ったりしている様子を見て少なからず虐めた側にも罪悪感や心の痛み、そして反省の心が生まれると思うんです。そして虐める側にもきっと勇気がいったりするんですよね。

なので、昔の虐めっ子って力も強くて身体も大きくて、発言力もあって、ジャイアンみたいな大将!って言うイメージのお子様が多かったように感じます。虐める子供にはタイプがあり、今でも堂々と虐めをするジャイアンタイプか、陰湿なスネ夫タイプのお子様です。スネ夫タイプの子供は知能が発達しているのでやる事もなかなか凄くて陰湿なイメージです。このタイプの子供は親や先生の前ではとても良い子なんです。そして陰で親や先生が見ていない所でとても巧妙に虐めるんです。(なのでそういう子供の親は自分の子供が虐めている加害者だと信じられずにいる人も多いです)だから大人が発見できないパターンも多く、そういう陰湿な虐めが原因で登校拒否になってしまうお子様も実際に何人かいました。

今はSNSなどで虐めたい人を標的に決めると、目の前に目で見える形としてその相手が居る訳では無いので、勇気も要らないし気持ちが弱いタイプの人や小心者のスネ夫タイプの人でも簡単に虐めが出来てしまうんです。本当は弱い自分の中にある強くなりたい願望(本当の強さを理解していない為)がSNSだと自分を隠すことが出来るため叶えられると勘違いをして、虐める事が出来た強い自分や普段は嫌だと思って抑えている感情をSNSの力を借り、文字として言えた事で「自分は強くなったんだ!だからこんな事も言えるんだ!」と勘違いをしてしまうのだと思います。普段は面と向かって相手に言えない人でもSNSだと相手が見えないので、自分は強いんだ!と思い込んだらもう心も勘違いをし、虐めている自分の方が立場が上なんだ!と思い込み、それと同時に優越感などが押し寄せストップが利かなくなりどんどんエスカレートしてしまうのだと思います。
これは本当に危険です!!

それに加え、虐めた本人は相手の様子が見えない為、虐められたの心の痛みや心の傷を見たり感じたりも出来ません。これこそが想像力の欠如なんです。

その結果、時には最悪な自殺にまで追い込んだりするのだと思います。

目に見えない事の方が大切

以前から言っている事ですが、私は目に見えない事の方が大切な事が多いように感じています。愛・相手を思いやる心・優しい気持ちなど書ききれませんが、目に見えない事だけなんです、死んだ時に自分の財産として持っていけるのは。

でも、最近のニュースでは大人がSNSでの虐めをして相手を自殺に追い込んだり・・・私としては、大人がそれでは子供にどう命の大切さや心を伝えていくのだろうととても不安な気持ちになるんです。

お子様がいる親だけに限らず、大人がお手本を見せないと子供はそれを良い事として学んでしまいます。なので私達大人が目に見えない事大切さをきちんと理解していかないといけないなと、校長先生のお話を聞きながら思いました。

想像力の欠如

SNSなど、相手がそこに存在していない事をいいことに、虐めたりする子供も大人も想像力が欠如しているのだと思います。

こんな事を言ったら相手が傷つくかな?とか、相手の気持ちになって考えられない大人や子供がとても多いように感じています。

以前も書きましたが、『○○ちゃんは、習い事をしていないからバカなんだね!』とか『どうして○○君は太ってるの?』とか『私は〇〇が大嫌い!!だから死んで!』など、子供は表現方法が正直で思ったことを何でも口にするんです。でも、普通なら親がきちんと子供に対して言って良い事、悪い事を教えれば直るのですが・・・その親がママ友虐めをしたり、子供のお友達の悪口を言っている人が結構いるんです。それでは子供がそれが良い事だと学んでしまいますよね。それが見ていてとても残念で悲しいです。虐めを無くすには親や大人は子供に対して、言っていい事、悪い事の区別を教えるのもとても大切なだと感じています。

私が実際に見ていて思うのは『大人も子供も、虐めや誰かを陥れようとする人は、心が満たされていなくて幸せでは無い人』が多いです。でも、これを変えられるのは本人しかいないんです・・・。

今回、校長先生のお話を聞いていて、改めて大人として子供に恥ない様な生き方をしていきたいなと思う出来事でした。

私は親から『自分がやられて嫌だと思う事は絶対にしてはいけない!』と言われて育ちました。なので、相手に何かを伝えるときには話す時は勿論ですが、お友達と交わすLINEの文章などにも、常に気を付ける様に心掛けていますし、自分の気持ちや心を乗せて書く様にしています。

言霊は口から言葉として出るだけではない!

言霊は口から出る言葉だけに宿っている訳ではありません。LINEやSNSの文字にも宿っているんです!

なので、このブログを通してメッセージやコメントを頂く事があるのですが、その方の温かさやこのブログを楽しみにしてくれている気持ちが伝わってきて私は喜びが倍増なんです!(笑)
(´艸`*)
この場を借りていつもありがとうございます!

そんな事もあり、私にはLINEの表の顔と裏の顔が存在するんです!

私にとっては普通の事なのですが、これを読んでくれている人は『LINEに表と裏があるってどういう事?』と思いますよね(笑)

なので、次回は『LINEには表と裏がある!』をお伝えしようと思います!

今日も長い文章を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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