『宇宙に興味を持った理由』

私(ハイセル)
「宇宙のことが好きだった理由は?」
ハイヤーさん
「ハイセルが宇宙の事に興味を持ったのは、目先の事だけでは生きてこられなかったからだね」
私(ハイセル)
「自分の環境が辛かったから?」
ハイヤーさん
「そういうことだね。もっと広い視野で、宇宙の事を考えると目の前の事はちっぽけに感じるでしょ」
私(ハイセル)
「確かにそうだね。壮大な宇宙の事を考えると気が紛れた部分があったかもね」
ハイヤーさん
「だから、スカイダイビングやスキューバダイビングをやることになったのも広い世界が見たかったからだよ」
私(ハイセル)
「あぁ~~スカイダイビングとかスキューバダイビングもそこに繋がっているのか!!」
ハイヤーさん
「魂から見ると海の中も宇宙とリンクするんだよね。深い真っ暗な海は宇宙に似ているよね。宇宙が海という鏡に映っている。自分からすると太陽はマグマが海底で噴火しているイメージ、月は真っ暗な海底の中にあるプレートで、星は魚などに見えるね」
私(ハイセル)
「確かに宇宙と海って似ている感じがするね」
『逃げた犬』

ハイヤーさん
「そういえば、ハイセルが小学生の頃に飼っていた犬が逃げたことがあったでしょ?」
私(ハイセル)
「うん、あったねぇ。(泥まみれのリードを引きずりながら)一週間後に家の前に現れて、名前を読んだらダッシュして逃げて行ってそれっきり帰ってこなかったね(笑)」
(解説)
この犬は、生まれたばかりの状態でケーキの箱に入れられゴミ捨て場に捨てられていました。まだ息があった子犬を一匹ポケットに入れて家に持ち帰り、世話をして元気になってから、元々飼っていた犬の所に置いておいたら、その犬が育て始めました。とても母性のある犬だったので、母乳が出るようになって育て上げたんです。そして、家出をしたのは成犬になり数年経った頃でした。
ハイヤーさん
「その逃げていった犬は、ハイセルの想いを背負って家から出て行ってくれたんだよ」
私(ハイセル)
「出て行ってくれた?」
ハイヤーさん
「そう、その犬に戻ってきて欲しかったけど、心の中では『良かったね・・・こんな家から逃げられて。。。』って思ってたでしょ?」
私(ハイセル)
「あぁ~~~本当にその通りだね、そう思ってた」
ハイヤーさん
「一週間後に、その犬はハイセルの事が心配で見に戻ってきたんだよ。元気そうなハイセルを見て、『うん、大丈夫』って思って家を去ったんだよね」
私(ハイセル)
「なるほど、そうだったんだ。救って育ててあげたのに薄情なやつめって思った部分もあったけど、その犬にしたらウチにいるよりも逃げた方が絶対に幸せだと思ったのも事実だね。そうか自分の想いを背負って代わりに出ていったのか(笑)」
ハイヤーさん
「元々飼っていた犬いるでしょ?今もハイセルを見守っているよ。この犬はハイセルにとってセラピー犬のような役目をしてくれていたんだよ。だから当時のハイセルの悲しみ辛さ苦しみ、全ての負の念を吸い取ってくれていたんだね。だから亡くなった原因は母性の象徴である子宮の病気で亡くなったでしょ?」
私(ハイセル)
「そう子宮の病気だったと思う。負の念を吸ってくれていたんだ・・・」
ハイヤーさん
「でも、その犬はハイセルのせいで亡くなったとは思っていなくて、自分の寿命が来ているのが何となく分かっていたから、ハイセルの負の感情を持って行ってあげようと思っていたし、実際にそうしてくれたんだね。そのお陰でハイセルがグレずに真っすぐに育つことができた部分は少なからずあるだろうね」
私(ハイセル)
「そうか~~~本当に有難いな~。実際凄い癒されていたのは覚えているよ。見守ってくれているということが分かって嬉しいな~。ちなみに見守っていてくれるというのは、何かがあった時に助けようとしてくれたりしているの?」
ハイヤーさん
「何かしてくれるわけではないけども、癒してくれているよ。そして母性の強い犬だったし、ハイセルを子供の頃から見ていたからハイセルの母親のような気持ちで見守っているね。子どもを見守るように寄り添っているという感じだね」
私(ハイセル)
「そうかぁ~それだけで十分だね。嬉しい。本当に可愛かったんだよ。賢くて母性が強くて」
ハイヤーさん
「そうだね、その犬の母性に凄くハイセルは惹かれていたよね。犬だけど、こんな母性の強い母に育てられたいって思っていつも一緒にいたよね。だから、子育てしている犬小屋で一緒に寝ていたんでしょ?」
私(ハイセル)
「あぁ~そうだねぇ~よく一緒に犬小屋で寝ていたね(笑)どこよりも心が落ち着く場所だった気がする。懐かしいなぁ~」
ハイヤーさん
「ハイセルが小さい頃からずっと望んでいた母性を沢山持っている妻ちゃんとのご縁が結ばれて、ハイセルの居場所がきちんと作れていることを傍で見守っている犬もとても喜んでいるし安心しているよ」
私(ハイセル)
「そうか~嬉しいねぇ~これからも見守っててね!!」
コメント