片面提示と両面提示

ハイセルです。
人からYESをもらう心理学第6弾は、片面提示と両面提示です。
片面提示とは、メリット(もしくはデメリット)のみを伝えること。
両面提示とは、メリットとデメリットを両方を伝えること。
例)
片面提示:「テレビで紹介していたハンバーガー屋さんに行かない?日本初上陸らしくて、メチャクチャ美味しいみたいだよ!」
両面提示:「テレビで紹介していたハンバーガー屋さんに行かない?日本初上陸らしくて、メチャクチャ美味しいみたいだよ!・・・2時間くらい並ぶみたいだけど」
真剣に検討段階に入っていない状態の時には、わざわざデメリットを伝える必要はないので、最初は片面提示で良いと思います。
しかし、検討段階に入った場合に、デメリットを伝えていないとトラブルになってしまうため、両面提示が必要となります。
その際、皆様ならメリットとデメリットをどの順番で伝えますか?
①このモニターは他社製品に比べ、消費電力が少し高いですが、画質は抜群に良いですよ
②このモニターは画質は抜群に良いですが、他社製品に比べ消費電力が少し高いですよ
②は、最後に述べるデメリットが印象として残ります。そのため、どちらかを選ぶなら①を選ぶのが賢明だと思います。とはいえ、最初の興味付けのメリットを伝えたい部分があるため、メリット⇒デメリット⇒メリットという形で、デメリットをメリットで挟んで伝える方法が効果的です。
<<三段階構成の両面提示>>
例
最新のスマホは、従来よりも20g軽くなったんです。その代わりに、バッテリー性能が従来品より5%ほど低下しました。とはいえ、通常使用であれば丸一日は持つので、大きな問題にはならないと思います。
という展開です。どのように感じたでしょうか?何かをお勧めする時に、デメリットを伝える時には、メリットで挟む!!ということを意識してみてください!
( ≧∀≦)ノ
ちなみに今までのYESをもらう心理学①~⑤のリンクを貼っておきます。
①肯定的ダブルバインド
②クーリッジ効果
③イエスバット法・イエスアンド法・イエスイフ法・イエスハウ法
④スリーパー効果
⑤カタルシス効果
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