バンドワゴン効果とスノッブ効果

ハイセルです。
人からYESをもらう心理学第7弾は、バンドワゴン効果とスノッブ効果について掲載してみたいと思います。
まず、バンドワゴン効果について!
バンドワゴン効果とは、多くの人に指示されているという情報を知った場合、その選択肢の評価を高く見積もる心理効果のこと。
例えば、学校や職場で「あのドラマ面白いよね~」と複数人が話しているのを聞くと、みんなが面白いと言っていたから面白いんだろうと憶測(評価)して、自分も見てみよう!と思う状況がこのバンドワゴン効果に当たります。
『全米No1』『Amazonランキング1位』『オリコンランキング1位』などの文言が書かれていると、見てみよう(買ってみよう)かなという気持ちになりますよね。こういうのもバンドワゴン効果ですね。
日本人は、特にこの効果が大きい国民性を持っていると言われています。
なので、何かをお勧めする時など、
「皆さん、これをよく選ばれているんです」とか「人気No1の商品はこちらです」などの言葉を自然と使っていると思います。
次にスノッブ効果について!
スノッブ効果とは、他人とは違うのもが欲しいという心理が作用し、入手困難であるほど需要が増加し、一般化・大衆化してくるにつれ需要が減少する効果のこと。
新しく買った洋服を着て出かけた時に、街で同じ服を着ている人が何人か居たら、どんな気持ちになるでしょうか?『人気がある服なんだ~やった~!』とはならないですよね(笑)
きっと、ちょっと残念な気持ちになるのではないでしょうか。
そして、『世界限定100本の腕時計!!』『資産1千万以上の方限定の婚活パーティ』『40歳代の方限定の化粧品』などと希少性を謳うことで、欲しい(参加したい)という購買意欲を駆り立てるのも、スノッブ効果です。
バンドワゴン効果とスノッブ効果ですが、反対のイメージを持たれた方も多くいると思います。しかし、これを組み合わせることで人からYESをもらいやすくなるんです!!
なぜなら、人は『みんなと同じという安心感』と『私だけが持っているという希少性』の両方を欲しがっているからです!!
ワガママな生き物ですね(笑)
(;^ω^)
バンドワゴン効果&スノッブ効果の活用例

なので、バンドワゴン効果からのスノッブ効果を活用して
仮に化粧品の販売をしてみましょう(笑)
販売員
『いらっしゃいませ、何かお探しですか?』
お客様
『今、〇〇という商品を使っているんですけど、最近肌に合わないなぁと感じ始めて何か良いのはないですかね?』
販売員
『あぁ~それでしたら、今こちらの商品が一番の人気ですね。少し他の商品よりも値段は高めなんですが、消費者満足度調査で1位になった商品なんです!~~~という理由でとても人気があるんです』
お客様
『そうなんですかぁ~、なんか良さそうな商品ですね』
販売員
『ただ、人気が出過ぎてしまって、なかなか入荷出来ない状況なのでより効果を実感してもらいやすく、一番必要な年代であろう40代の方限定で販売させていただくように制限をつけさせていただくようになったんです。失礼ですがおいくつですか?』
お客様
『38です』
販売員
『そうですよねぇ~やっぱりお若いですよねぇ~。この商品は人気があってお取り置きできない商品なので、ご希望であれば本来はお売りできないんですが、すぐにご購入していただけるようであれば特別に販売させていただきますけどどうされますか?』
お客様
『(ここを逃したら手に入れられないかもしれない)あっ、欲しいです』
こんな感じでしょうか^^
前回やった三段階構成の両面提示が入っていたのが分かったでしょうか?(笑)
他社製品より少し価格が高いというデメリットの印象を抑えて、バンドワゴン効果とスノッブ効果を活用した販売方法でした。
(*^▽^*)
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